6月24日 UNW下北沢大会観戦記1

 

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 18時頃に会場到着。時間がたつにつれて知った顔が続々と集まって来る。Fbatler20人位いたのでは?ロビーで話してると二瓶組長が来て、「カード変わったよ。発表をお楽しみに」と意味深な事を言ってた。

 18時45分頃、リングアナ登場。核爆弾トークショー開始。
 オリーブの首飾りにのってジニアス登場。リングインするやいなや「猪木!」と叫ぶ。意味は不明(笑)。
以下はジニアスのトークの抜粋。

 


「むかしむかし、あるところに、馬場さんと猪木がいました。馬場さんは山で全日本プロレスを、猪木は川で新日本プロレスをしていました。そこへ、UWFがどんぶらこどんぶらこと流れてきました。そして大変な事になってしまいました。」

「よく、マスコミ誌上でプロレスラーは練習しなくちゃいけないと書かれてますが、マスコミのみなさんは書く練習していますか?もちろんしていますよね。そんな事はいいとして。」

「昨年ずっとアメリカの方に行ってまして、1月に日本で試合をして、日本の事は余り分からないんですけど。そんな時、2月か3月位に、ある御方がプロレスリング世界ヘビー級チャンピオンベルトを50万ドル、7000万円で売るとラジオで言っていました。あのベルトというのは、すずを素材にした合金、要するにブリキなんですね。(中略)それを50万ドルで売るってのは、アメリカ人の年収の約25倍。まぁ、どういっていいか?ベルトを売っちゃっていいのか?どう思います?みなさん。」

「4月4日のドームの時はファイトさんには、3塁側にいて、アニマル浜口とかいてとかって書かれたんですけど。実は1塁側にいて、ふけドクターと橋本選手の奥さんしかいなくて、ファイトさん何書いてるのかな?ともうちょっと書く練習した方がいいなと?」

「猪木さんの口から引退するって言葉は出ましたか?活字だけ?(ファンから、猪木は引退しません、絶対にとの返事あり)ふ〜ん、ま、引退しないんであればチャンスはあるかなと」

「(猪木とやったら勝てますか?との問いに対して)まぁ、4/4があって、研究していて負ける気ってのはしなかったですけどね。


質問コーナー
Q「アルティメット出ないんですか?」
A「雑誌読んでないんであまり知らないんですけどね。ヒクソンは顔を見れば分かると思うんですが」

Q「前田の引退相手はどうですか?」
A「前田ってプロレスラーなんですか?(長いので後略)」

Q「無我をどう思いますか?」
A「見た事ないんで分からない。」
Q「藤波さんとやって下さいよ」
A「新日本やめたら考えますよ」

Q「高野拳磁はどうすんの?」
A「高野拳磁知ってますよ。拳磁さんって言う人多いけど、俊二さんって言う人少なくなって。」

Q「光合成終了ってのはどういう意味なんですか??」
A「完了でしょ。まぁ、1年振りに出てくるにあたって、この1年間、太陽の光をいっぱい浴びて光合成してましたと、そういう意味です。」

Q「次の興行は何時なんですか?」
A「4月に帰ってきて、探してすぐここ(タウンホール)押さえて、ここはいいんですけど、年内は空いてないって事なんで。どこかいい会場ないですかね?」
客「鶴見青果市場」「綱島からバス5分」「ジャスコの前」

ジニアス「みなさん、新日とか全日とか見に行かないんですか?」
客A「行きません。」
客B「猪木の引退試合3万出しました。今も(家計に)響いてます。」
アナ「じゃ、うちは安くて良かったですね。(前売り5000円、当日6000円)
客 「(一斉に)安くない安くない」

 ジニアスおもむろにベルトを取り出し、猪木試合放棄により自らがこのベルトを巻くみたいな事を宣言(だったかな〜?)、怒っている様でもあった。で、テーマが鳴って終了。

 ま、ジニアスがぼそぼそ同じ事を何度も喋ったり、前回に比べて発言の歯切れが悪かったりしたので、いまいち盛り上がりに欠けたトークショーでした。


 トークショー終了後、10分の休憩。そして、対戦カード発表。セミに幸村剣士郎が登場。メインのジニアスの相手は、なんと国プロの佐野直。これはビックリ。

 お客の入りは200人位。これだけ入れば上々では?リングはニュートラルコーナーが黄色だったので、夢ファクのリングを借りていた模様。前日、同所で夢やったたし。

 

第1試合

○鴨居長太郎(9分30秒 KO)×タノムサク鳥羽

 ボクサーとキックボクサーの対戦だが、30分1本勝負。序盤から激しいパンチの応酬。鴨居はプロレス技を封印して、ボクシングスタイルで勝負。一方のタノムサクは、パンチ&キックで攻める。しかし、キックを狙う際にガードが空いてしまう。そこを鴨居に狙い打ちされてしまい、ダウンを重ねた。それでも持ち味を活かすべくニールキックや浴びせ蹴りを放つ鳥羽。しかしクリーンヒットは少なかった。
 試合を有利に進めた鴨居はタノムサクから7回位ダウンを奪ったが、タノムサクは2回位しかダウンを取れなかった。最後は鴨居の大振りのパンチが顔面に(だったかな?)決まり、そのまま鳥羽は立てず。KO負け。いい試合だったな。
▲二瓶組長曰く「二瓶組でもやらないカード」が実現。 ▲鳥羽をコーナーにつめる鴨居。
▲鳥羽も逆襲するが、鴨居は固いガード。 ▲顔面にカウンターを食らってダウンする鳥羽。 ▲引き上げる鳥羽。セコンドには斉藤がついていた。

 

第2試合

○内藤恒彦(17分位 腕ひしぎ十字固め)×幸村剣士郎

 幸村は「九州求道軍総帥」とコールされた。まだ、続いていたのか(^^;?更に、選手コール時に

「5年の歳月を経て再び激突」

とか言ってたけど、5年前・・・・5年前って、93年か?PWCの初期かなぁ?その頃以来って事なのかな?
 ほぼ1年振りに見た幸村は、黒地に赤のラインが入ったショートタイツ着用。妙に筋肉がパンパンだなぁ。ひょっとして(^^;?。
 試合は、序盤10分位はねちっこいグラウンドの展開。でも、グラウンドがブレイクした瞬間に内藤は幸村の足にタックルを見舞って隙をみせない。10分過ぎに、初めて内藤がドロップキックを出した。その後、投げっぱなしジャーマンの応酬。内藤は右肩を痛めたか様子。肩を気にして立ち上がれずダウンを取られる。しかし、それはカムフラージュだったのか?その直後、内藤が腕ひしぎ十字固めを決め幸村がタップ。これもなかなかいい試合であった。

▲これもまた、ある意味、夢のカードだなぁ。 ▲ねちっこくグラウンドで攻め込む内藤
▲シャチホコ固めはロープが近かった。 ▲内藤の投げっぱなしジャーマンが決まった。 ▲お互いを称えあう両者。

 

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