8月8日 UNW大田大会観戦記

 

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 大田区民プラザは、目蒲線の下丸子駅から歩いて1分。駅の改札に看板があって分かりやすい結構大きな建物。今日の会場はプラザの地下1階にある体育室。かなりでかい。天井も高いし、広さも十分。中野鷺宮体育館位か?でも、
床は汚い。細かい塵がいっぱい落ちてる。早めに会場入りしたのだが、客の伸びは悪い。
 結局、6時45分頃開始。観客は60人位。

第1試合
○サバイバル飛田(6分位)斎藤旭之助

 飛田は、UNWって事を意識してか、比較的グラウンドでのファイトが多い。斎藤もアキレス健固めや腕ひしぎ等を出すが、鋭さに欠ける。斎藤は左の膝が悪いらしく、キックを放ってもバランスを崩して倒れてしまう。最後は、逆エビだったっけ?飛田がギブアップ勝ち。

 

第2試合
○幻(3分位)×ジャイアントギルギルガン

 ジャイアントギルギルガンと幻の対決ってのは、ある意味、夢の対決なんだな(^^;。
 しかし、今日のジャイアントギルギルガンは、前回国プロの鶴見に初登場した時と比べ身長が縮んでいて、体型も細くなっていた。何があったんだろうか?それでも、トップロープをまたいで無理矢理リングイン。足が届いてないけど、努力の程は買おう(^^;。
 試合は序盤ギルギルガンのクロー攻撃で苦しむ幻。ゲホゲホとせき込む。しかし、その後のギルのダブルチョップには平気だった。謎だ。その後、キックやパンチで反撃に出る幻。ギルは殆どノーガードで防戦一方。幾度かのダウンを繰り返した後、幻のダブルアームDDTでフィニッシュ。

 

第3試合
○渡辺宏志(6分位 裏三角締め)×鴨居長太郎

 このカードは素晴らしいね。屋台村フリークにはたまらないカードだ。渡辺は、オープンフィンガーグローブを着用。なんつーか、キングダムルールの様ですな。
 開始早々、鴨居のパンチが面白いように決まる。渡辺は何度もダウン。しかし、カウント8位で立ち上がる。渡辺は、腕ひしぎで反撃。屋台村での鴨居だったら、ここで噛付いてる所だが、この日は一切噛付かなかった。出来れば、噛んで欲しかったが、仕方ないのかな?
 最後は、鴨居のパンチをかいくぐった渡辺がリバースの腕ひしぎ。コールは、裏三角締めだったかな?渡辺の逆転勝ち。
 鴨居がマイク。「渡辺とは屋台村でいつも戦ってました。今日、3年振りに戦えて凄く嬉しかったです。渡辺、ありがとう。」と感謝のマイクアピール。いや、いいねぇ。

 ここで休憩かと思ったが、そのままメインに突入。

 

メインイベント 60分3本勝負

セッド・ジニアス、幸村剣士郎(2−1)内藤恒仁、トーキョートムジュニア

1本目 ○ジニアス、幸村(13分位 スパジニ)内藤、×トム
 2本目 ○内藤、トム(3分位 逆エビ固め)×幸村、ジニアス
3本目 ○ジニアス、幸村(3分位 関節技)×トム、内藤

 メインは60分3本勝負。そして、Xはトーキョートムジュニアとの謎のマスクマン。身長体重不明なのだが、その体形は、どことなくニューTシャツを作った某選手にそっくり(^^;。まぁ、見え見えだね。アイアンマンも「知ってるくせに」とか言ってたしな。ところで、聞くところによれば、トーキョートムってのは、かつての猪木のリングネームなの?猪木の息子って事なのかな?しかも、猪木より勇気があるし(^^)。でも、正体は一切不明。 
▲猪木の息子は小さかった。 ▲ジニアスは薔薇とベルトで登場。

 

 1本目、先発はジニアスと内藤。ねちっこいグラウンドレスリングを展開。でも、みちのくの会場の様に床に座ってたので、分かりにくいな。ジニアス組は幸村とタッチしていたが、内藤組は内藤のローンバトル。10分以上、一人で戦ってた内藤。しかし、10分少し過ぎに、トムにタッチ。ジニアス組も、ジニアスがが出てきて怒涛の攻め。スーパーSTF、ニールキックでトムを追い込んで、最後はスパインブリーカーオブジニアスでトムからギブアップ勝ち。
 2本目、開始早々に内藤とタッチするトム。最後は、内藤が幸村から逆エビでギブアップ勝ち。これで1対1のイーブンに。
 3本目、前から再三、コーナーのジニアスにドロップキックを見舞っていた内藤だったが、ようやく、ジニアスにドロップキックがヒット。ジニアスが場外転落。ここぞとばかりに、トムにタッチ。トムは頑張っていたが、やはり実力不足。特に、ブリッジの攻防はちょっとなぁ、だった。幸村とタッチしたジニアスは、再び、スパインブリーカーオブジニアスでトムを攻め込むが、内藤がカット。しかし、最後は、ジニアスがトムを三角締めだたなんかで、ギブアップ勝ち。内藤のカットも及ばず。試合後、内藤がマイク「渡辺!こんど1vs1で戦え。」それを受けたジニアスは。「次はシングルでやってやる。」と宣言。次回興行は、9月30日、大田区民プラザ大ホールで行われる。そのメインは内藤vsジニアスと決定した。

 終了は19時45分。正味1時間だな。休憩なしとは言え、あまりにもサクサク行きすぎてる様な。特に、メインの1本目が終わった頃に入ってきたおじさんには気の毒だったな。
 で、UNWも回を増すたびにつまらなくなってる様な気がするなぁ。新鮮味が薄れてきてるし、試合内容にも特筆すべき事はないし。それと、試合内容の割には、チケット代が高すぎるなぁ。3000円だったら、いいんだけどね。
 なんていいながら、私的には、結構面白かったかなぁなんて思ったりして。後オフの時間もたっぷりあったし(^^;。居酒屋に長居してたおかげで、同じ居酒屋にジニアス&幸村ご一行が来たりしてて、ちょっと気まずかったかも(^^;。
でも、多分、次回も行くんだろうな。でも水曜か。

▲UNW初のタッグマッチが実現した。
▲トムは幸村に手四つの体勢を挑むが。 ▲トムは、ジニアスには手も足もでず。前回同様(謎)スパインブリーカーオブジニアスでギブアップ。
▲2本目のフィニッシュは内藤のシャチホコ固め。この後、更に反った。 ▲この日、2度目のスパインブリーカーオブジニアスを食らうトム。