五郎ちゃんを「鶴見コール」で迎える浪速のファン。

　まぁ、鶴見コールだけでも驚きなのに、試合前には、両国国家吹奏が。素晴らしい。でも、エジプトの国歌なんて初めて聞いたぞ。でも、これで、相手が宇宙魔神だったら、国歌はどうなるんだろう？ホルストの惑星なのかな？長いから途中でフェードアウトされたりして(^^;。

エジプト国歌吹奏。マミーも神妙な表情で自国の国歌を聞く

　国歌吹奏の間、周りを見渡すと、柱の影に隠れているブラック・マミーを発見(^^;。写真を取りにいこうと近づいたら、あっちへ行けと手であしらわれてしまった。
　試合開始のゴングが鳴る前に、ブラック・マミーが動いた。背後から鶴見を襲って、秘薬攻撃だ。今日の秘薬は、黄色っぽいぞ。カレー粉でも入ってるのかな？そして、場外に連れ出して、お客の傘を奪って、２人掛かりで五郎ちゃんを襲う。五郎流血。

柱の影にブッラク・マミーが	２人掛かりで五郎ちゃんを襲う

　試合は、チェーンデスマッチ。カウント３や１０カウントダウンを奪うと、チェーンを外す鍵を取りに行ってもいいというルール。
　マミーは五郎ちゃんから何度もカウント３を奪い、権利が発生するのだが、その都度、チェーンを引っ張ったりして、五郎ちゃんが阻止。問題は、この権利が何秒間有効なのか？権利を得ても、一度、鍵を取り損ねると、その権利は消滅してしまうみたいである。例えて言うと、パチンコで７７７揃っても１０秒以内にチャッカー内のＶゾーンに入れないと権利焼失してしまうのと同じかな？と、言う訳で、マミーはパンクしまくりだったのだ。
　後半になって、怒涛の反撃を見せる五郎ちゃん。裏拳やチェーン攻撃でダウンを奪う。最後は、エプロンに手首宙吊りになった状態のマミーに何故かダウンカウントが数えられ、１０カウントを取られて権利発生。五郎ちゃんは動けないマミーを尻目にチェーンの鍵を外して脱出ＫＯ勝利となったのだった。

宙吊り状態で１０カウントを聞いたマミー

　それにしても、解説の草津さんが怪奇派にほとんど触れない事や、鶴見コールが発生した事は素晴らしかったな。

国際トリオの入場シーン	アポロがセンセイを押さえてる間にＸ固めが決まったらしい

　試合の締めはやっぱりＸ固め。素晴らしい。試合後のやりとりは、ちょっと見てなかったが、やられた吉田がアポロに復讐を誓っていた。

アポロに宣戦布告する吉田

　なかなかバラエティ豊かで、面白い興行であった。当初噂のあった大位山の登場が無かったことや、豪華レフェリー陣と言っても、佃と西田しかいなかったのは、まぁ仕方ないかね。