6月1日 冴夢来プロレス入間大会観戦記

「アーバン入間II」販売記念・心身障害者チャリティ大会」

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 会場の入間市民体育館は、妙にでかい。大きさ的に浜松の体育館位かな?

 椅子は6列位並べられていて、お客さんはかなり入っている。400人位はいただろうか?まぁ、市内にポスターがかなり貼られてたし、宣伝カーも走ってたみたいなのだが、それにしても、良く入っている。
 第1試合の前に練習生のエキシビジョンマッチ。

 

エキシビジョンマッチ

△市川大輔(3分時間切れ引き分け)△水上将平

 3分間のエキシビジョン。市川大輔ってのは、元リングアナの、いちかわストアー大輔の事だ。両者ともアマレスの様な動きが中心。一回だけ、市川がローキックを出したっけ。で、時間切れ引き分け。
▲グラウンド中心の展開だった。

 

第1試合

○ミステル・ハーベスト(10分位 フィッシャーマンズバスター)×JRFライオン

 言ってみれば、この試合は、トップオブZIPANGかな?ま、クーガーがいないけどさ。でも、場内のお客さんは、ほとんどそんな事を知らないんだろうな?
 序盤はハーベストのペース。トップロープから場外へ向けて、回転を加えたブランチャー等の大技を出して、場内を沸かせる。
 しかし、例によってJRFも「効いてないぞ〜」から反撃。一進一退の展開になった。
 10分過ぎ、ハーベストは大技ラッシュで攻め込む。最後は、フィッシャーマンズバスターで、ハーベストのフォール勝ち。
▲ハーベストの捻りを加えたボディプレス。

 

第2試合

○坂井澄江(11分位 ムーンサルトプレス)×藤原和子

 今日は、いつもの革真浪士団女子の試合ではなく、Jd’の試合が組まれていた。そういえば、会場にも革真女子の姿はなかったなぁ。ま、私としても、中野vs市来よりも、Jd’の方が新鮮でいいんだけどね。
 しかし、試合の方は、いまひとつスイングしてなかったというか。会場の盛り上がりもいまいちだったな。セコンドが乱入してくれたら嬉しかったのだが、Jd’の他の選手は誰もいなかった様で、これは無理な願いか。
 最後は、坂井がムーンサルトプレスを決めてフォール勝ち。
▲藤原vs坂井

 

第3試合

○高杉正彦(反則勝ち)×忌神

 な〜んと、高杉が見れるなんて、幸せだなぁ。観客も、さっきまでの小さな選手と違ったヘビー級選手の登場で、なかなか沸いていたのだった。
 試合は、高杉が、オレンジクラッシュらしさを発揮し(^^;、マスク剥ぎや、場外乱闘でペースを握る。苦戦した、忌神は、椅子をリングに持ち込んで、反則攻撃。しかし、再三止めに入ったレフェリーに手を出し、しまいには、ボディスラムで投げてしまい、忌神の反則負け(^^;。いやぁ、予想もつかない結末ですねぇ。
▲忌神のマスクの下からヒゲが覗いてるぞ。 ▲場外でのDDTを放つ忌神。 ▲最後は椅子で暴走(^^)。

 

  休憩。入間市長&藤拓地所の取締役等が挨拶。市長は、結構プロレスファンだったらしく「生で見るのは数十年振りです。私達の世代は、力道山、ルー・テーズ、シャープ兄弟でした。」とコメント。

 

 

セミファイナル

○後藤、浪忍(垂直落下式ブレンバスター)×江川、アポロ

 後藤のネームバリューって結構あるのね。後藤が出てきただけで、会場がだいぶ盛り上がってたからね。
 このメンバーでは、当然、江川が捕まっちゃうね。後藤の椅子攻撃等を食らったりして、かなりの時間捕まっていた。そして、やっとアポロにタッチしたのだが、アポロはアポロなので、おいしいとこだけ持っていって、再び江川とタッチ(^^;。
 江川も頑張ったものの、後藤の強烈なラリアットを食い、最後は垂直落下式ブレンバスターでフォール負け。しかし、えがわの頑張りを認めた会場から敗れた江川に対して江川コールが送られていたのだった。
▲後藤の蹴りを耐える江川 ▲場外に引きずり出されて ▲机の上に叩きつけられた
▲やっとの思いでアポロとタッチする江川 ▲後はまかせろ!とばかりに浪忍にバックドロップを放つアポロ ▲続いて放ったパワーボムは後藤がカット。これで、ダメージを受けたアポロは再び江川とタッチ(^^)。
▲浪忍のムーンサルト ▲後藤の強烈なラリアットにも耐えた江川だったが・・・ ▲最後は垂直落下式ブレンバスターでフォール負け。

 

 

メインイベント

○剛、月光、パロミノ(コブラツイスト)奥村、Z−P、×ペルセウス

 先発は、剛とZ−P。おぉぉ、この組み合わせってひょっとしたら(^^;。
無関係の様で因縁ありありの組み合わせだな(^^)。
 さて、剛なんだけど、動きが無茶苦茶固い。ラリアットやネックブリーカーも出すんだけど、腹が出た分、手足が細く見えて、人形みたいだ。
 メビウスの4人は、なかなか動きが良く、奥村も肩のバンテージが取れて、なかなかいい動きをしていたが、剛は動きが悪い分を派手な場外乱闘でごまかしていたようにも見受けられる。
 それでも、最後は、剛がコブラツイストでフィニッシュを取ったのだった。さすが、剛。時間は18分位。
▲剛とZ−Pの絡みが見れるとは ▲剛は場外乱闘が多かった ▲フィニッシュはこれだ

 

 

 今回の収穫は、高杉と江川かな?江川はマジでかなり良かったっすよ。ま、一緒に見る人がいなかったって事もあって、ちょっといまいちだったな。私は一人で観戦出来ない体になってしまったのだろうか(^^;。

 それと、今回、気になったのは、冴夢来プロレスの客層。無料ということで、かなりのお客さんが集まったのだが、プロレスを茶化して見てる若い兄ちゃんとかが結構いたんですわ。例えば、「あの選手なら俺の方が勝てるぜ」とか言ってる様な。あと、全般的に観戦マナーも悪かったし。やっぱ、タダだから、仕方ないんだろうけど、なんか嫌いだな、こういう雰囲気は。