8月1日 高野拳磁プロデュース
リバーサイドプロレス観戦記

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会社をフレックスで退社して川崎駅から京急に乗り換え。しかし、8月1日に早く帰るなんてまるでG1に行く人の様だ。京急蒲田で羽田線に乗り換えて羽田駅に着いたのは6時頃。そこから15分毎に羽田東急ホテルへの送迎バスが出ているので、それに乗って東急ホテルへ。6時15分位にホテルに到着。
羽田東急ホテルってのは、かなり老舗のホテルの様で、思ったよりも小さい。ロビーに高野拳磁プロデュースとか書いた受付があったので、そこで、入り口を聞く。中庭に出て右に行くとチケット売り場があるという。中庭に入ってチケットを購入。3800円で、軽食orドリンクと引き換えられる券が1枚ついていた。
会場に入ると、テーブルがたくさん並べてあって、大勢の人が食事にいそしんでいる。もうこんなにお客さんが入ったのか??と驚いていたが、どこを見てもリングはない。不思議に思って、更に奥に歩いていくとチャベルのある教会があり、更に奥の方、プールの手前に、リングがポツンと設置されていた。
▲後ろに見えるのが羽田東急ホテル。左の奥の方にはビヤガーデンが開催されていた。 ▲暗くなるとこんな感じ、それにしても人がいない。

 

どうやらさっきのテーブルは単なるビヤガーデンだったらしい。リングの周りには椅子もテーブルも何もなく、遠巻きにビーチチェアがたくさん置かれていたが、基本的にはオールスタンディング。私が到着した時点で、お客さんは8人。おいおいおい。最終的に有料入場者は11人まで伸びた模様?そのうち、Fbatlerは6人。って事は、Fbatler率は54.5%か。
ところで、リングの周りには人がいない代わりに、生ビール、焼き鳥、カレーライス等の売店があった。しかし、ビールは泡ばっかしだし、カレーライスのご飯は生煮えだったらしい。しょうがないなぁ。そういえば、PWCの売店も出ていて、Tシャツとステッカーが売られていた。
会場は川の横で海も近く、いい風が流れてきて涼しい。人も少なくゆったりしていて、なかなかいい雰囲気である。ちょっと気に入った。
さて、6時半になり、リングアナと今回の企画の発案者の人がリングに上がり、挨拶を行う。程なく第一試合の開始。

 

第1試合 ○鴨居長太郎(KO)×モンゴルマン

鴨居は何故かセパラドスで入場。モンゴルマン素晴らしい。徳田を彷彿とさせる身体の動き。でぁ、まぁなんつーか、試合はモンゴルマンが鴨居をリフトアップしたりしたのだが、最後は鴨居のパンチでKO負け。
▲モンゴルマンの入場シーン。周りで食事中の人たちが珍しそうに見ている。 ▲ボクシングvsモンゴルの異種格闘技戦か?

第2試合 ○長瀬(腕ひしぎ逆十字)×関口

関口って誰や??はじめてみたが、ファイトスタイル的にTAMAの選手かな?対する、「メダリスト」長瀬は懐かしのテーマ曲に乗って入場。試合は、一進一退的な攻防だったが、長瀬が若干押し気味。最後は、腕ひしぎ逆十字で長瀬のギブアップ勝ち。いやぁ、長瀬が勝つのを見たのは凄い久しぶりの様な気がする。
▲膝蹴りを見舞う長瀬。強いぞ! ▲フィニッシュの腕ひしぎ

 

ここで、30分の休憩。客足は相変わらず延びませんな。そう言えば、第1試合の時に脱ぎ捨てられたモンゴルマンのコスチュームが未だに放置されっぱなしだぞ(笑)。

 

第3試合 ○鴨居、長瀬(グランドコブラ)×関口、モンゴルマン

試合前に関口が鴨居に対して、グローブを取れと要求。どうやら、グローブを付けてのファイトがチャラチャラしてるように見えたのだろうか?それに応じてグローブを取ってしまう鴨居。
素手になった鴨居は、今まで封印してきた(?)技を全開。ボクシングスリーパーやボクシング腕ひしぎなどの普段出さない技を見せる。更に、ボクシングブレンバスター、ボクシングブルドッキングヘッドロック、ボクシング河津かけなどを出す鴨居。試合の方は最後にボクシングコブラツイストから、ボクシンググランドコブラに移行した鴨居が関口からフォール勝ち。
途中鴨居が関口に対して、「なんで俺がお前にグローブ外せっていわれなきゃいけないんだ」と怒っていたが、まさにその通り。
▲鴨居の力を押え込むための拘束具(グローブ)が長瀬の手によって外されていく。もう誰も鴨居を止める事は出来ないわ。 ▲ボクシングスリーパー ▲ボクシング河津掛け

 

メイン ○高野拳磁(ダイビングダブルニードロップ)×飛田将

こんな寂しすぎる客の入りで本当に拳磁出るのか??とか思ってたら、 ちゃんと来てくれた。拳磁の試合を見るのは去年の12月(山賊男だったが)以来。更に、ターザンボーイを聞くのはほぼ1年振りとあって、なかなか感慨深い。
試合は、拳磁のほぼ一方的な試合。途中、飛田に声をかけながら試合をする。とにかく楽しそうだ。最後は、ダイビングダブルニー。4分位かな。拳磁らしい試合だった。
▲拳磁と飛田のシングルは初か? ▲拳磁のバックドロップ ▲拳磁のスリーパー
▲フィニッシュはもちろん、これ

 

なかなか素晴らしい興行だった。客が少なくって主催者側にとっては大変そうだが。こっちにしてみれば、歴史の証人になった気分だ。ただ、拳磁は毎日出るわけではないので、拳磁が出ない日はつらいかもしれない。DDTのルナパークが終った後にはまた足を運んでみたいと思う。

 

 

おまけ

試合後インタビューに応える拳磁