二瓶組　９月３日　横浜大会　観戦記

　クラブヘブンに到着したのは、16:30頃。当然ながら、まだ開場してない。当日券を購入して、開場を待つ列に並ぶ。既に20人位が列を作っていた。コーヒーなど飲みながら開場を待つ。今日は関係者の姿が多いぞ。高木三四郎や、ジャッジ金子、鳴海剛にチャイナまで。おかげで待っている間もあまり退屈はしなかった。サイン親父には閉口したが。ま、いろんな話も聞けたからいっかね。で、結局、開場したのは17:30頃。前の興行が押したらしいが、どうなんでしょ？で、今日の座席は全席自由なので、なんなく最前列をゲッチュー。
　試合開始は18時位。しかし、真戦組が２試合あるのだな。う～む。

　真戦組提供マッチ。１試合目は、スキンヘッドの選手が勝ち。２試合目は、真戦組の副将決定戦。一旦はレフェリーストップで中村選手の勝ちという裁定が下ったのだが、選手とセコンドからの抗議を受けて３分の再試合。再試合は決着がつかず、中村選手の勝ちという判定に。

　という訳で、18:30頃かな？二瓶組、選手入場式。挨拶は鴨居。その後組長がマイク。前日のキングダムで、またもや折原に喧嘩を売られた事。こないだのPRIDEでのハイアングレイシーが組長のキャッチフレーズの喧嘩500戦無敗を無断で使った事に怒っている事。俺がPRIDEに乗り込もうかと冗談交じりに語っていたのだった。ところで、門田の姿がなかったけど、どうしたのかな？退団？？

３分５Ｒ　○藤沢一生（ノーザンライトボム）×懲役太郎

　この試合は、実験的な試みとして館内実況付き。実況は伊藤こーへー。解説は組長。
　さて、この試合は懲役太郎の二瓶組入団マッチも兼ねているのだ。入団マッチという事で、試合内容のみならず人間性も審査の対象になっているみたいである。そんな事を知ってか知らずか、懲役太郎はリング上でいきなり注射器でシャブを射とうとする（笑）。さすがにやばいって事で止めに入るレフェリー。この時点で既に館内実況では懲役失格のムードが流れる。

　あ、そういや、なんで、この試合はラウンド制なのか？謎だったのだが、まぁ、ラウンドガールがいるからなんだよね。全然ＯＫ。しかし、そのラウンドガールのミニスカートの下をのぞき込もうとする懲役。いかんなぁ、素行的にも入団テストにマイナス点だぞ。

　で、試合は３Ｒ。藤沢のノーザンライトボム、いわゆる、人の女房の技で藤沢一生のフォール勝ち。合否の結果は、藤沢一生に委ねられた。藤沢一生は「顔を洗って出直して来い！」とのマイク。つまり、失格らしい。しかし、これを聞いて怒ったのが、懲役太郎。感情をあらわにしてマイクを要求。組長に、何故失格なんだ！と詰め寄る。組長の回答は

「失格だけど、毎回レギュラーだからいいじゃないか。」

との事（笑）。それを聞いた懲役は、それもそうだな。と納得した模様。確かに、毎回入団マッチで落ちてはいるものの、レギュラー出場してるしね。次も入団マッチ頼むぞ。

　菅原イオリ（漢字忘れた）は、この日がデビュー戦。黒の胴着を来て打撃中心の攻防を見せる菅原。しかし、身体がちょっと小さいのよね。対する勇作は113kgだっけ？体格が違いすぎ。菅原はキックの連発でなんとか勇作をダウンさせるシーンもあったが、最後は３Ｒ開始早々。サイドバスター一発でフォール負け。

　試合後、組長が登場。菅原は今日、誕生日だった。そこでバースデーケーキが登場し、菅原の顔面にケーキ攻撃！しかし、間一髪交わした菅原。ケーキは背後のモンゴルマンを直撃したのだった（笑）。ま、予想通りって感じかな。

　今日は、森谷さんとかが欠場で、事前発表のカードがだいぶ変更に。その結果、こういうカードが実現。ＭＩＫＡＭＩを見るのは帰国後始めてだし、昭和も始めてみるわ。これはラッキー。

　先発は、鳥羽とデルソル（だっけ？）。そして、暫くして、戦場は場外に。私の座っていた席は、一番場外乱闘をしやすい方向だった（向かいはキャバクラシート、左はステージ、右にはフェンスがあった）ので、選手が来る来る。
　まずは、デルソルと鳥羽。デルソルは「ドケィ」と片言の日本語で客をどかせた後、鳥羽を客席に向かってブレンバスター！相島式ですね。その後もＭＩＫＡＭＩや鳥羽が飛んできたり、昭和とＭＩＫＡＭＩがもみ合ったりと大変大変。なんか、気が付くとだいぶ椅子が少なくなってたな。

　試合は、鳥羽が捕まってしまい、かなりピンチだったのだが、最後は、デルソルのラリアットが昭和に誤爆。そこに、鳥羽の裏拳がズバッと決まり、カウント３。

　試合後、ＭＩＫＡＭＩと鳥羽のスーサイドボーイズがマイク。とりあえずは、「ビフテキ。女。スーパーカー。」という歌がポイントらしい。

　二瓶組名物の波打ち際デスマッチ。今回は、まず選手が会場外へ。その後、観客が規制退場。なんか随分今日はお客さんがいるなって事で、結構試合開始まで時間がかかった。

　で、試合開始。暫くして、幻と海坊主とモンゴルマンがガードレールを越えて船の上へ。しかし、結局落ちたのは幻とモンゴル。なんで、試合に関係ないモンゴルが落ちたのやら。まぁ、それはいいとして。

　しかし、幻が落ちると、早々に中牧さんとかは会場内に戻っていく。なんか、ずいぶんとあっさりしてるなや。リングに戻ってからは、海坊主のムーンサルトや幻の２階からのパン
チ攻撃などもあったが、最後はパワーボム（だっけ？）で中牧の勝ち。

○二瓶組長、鴨居、矢口、モンゴルマン（ラリアットから）×谷口山、嵐、大刀光、クラッシャー高橋

　先発は鴨居と嵐。体重差何キロだ？長さんが65kgって事だから、嵐の半分以下だな。さすがに、長さんのパンチは嵐にはほとんど通用しなかった。さて、その後も、チームコンボイ（元？）＆谷口山の怒濤の相撲攻撃に体格的に不利な組長＆鴨居はピンチ。それでも、矢口様の天龍チョップやモンゴルマンのモンゴルトレイン等で反撃。で、20分を越える
試合になったのだが、最後は孤立した谷口山に（何故に孤立したのかはちょっと不明（笑））、久々の長太郎パーンチの後で、組長のラリアット３連発で、フォール勝ち。
ちなみに、写真が少ないのは、セコンドやカメラマンが多くって、いいのが撮れなかったからですわ。

　試合後、組長がマイクで、今日の勝利はケンドーカシンに捧げますと宣言。逮捕拘留中にカシンのインタビューで勇気付けられたらしい。　その後、いろいろ喋ったけど、最後は恒例の全選手記念撮影。組長のカメラを持ってるファンの人もリングサイドで撮影して下さいというお言葉に甘えて、エプロンで撮影。いやぁ、みんないい顔をしているなぁ。

　という訳で、終了は21:10頃。いい試合っていうか、いい興行だった。試合も面白かったけど、なんか、雰囲気がいいっていうか、楽しかったよ。やっぱ、準備期間が長いってのもあるのかもね。国際とかネタもないのに興行数が多かったりするからね。まぁ、プロレスにはネタは関係ないかもしれんが、国際はアレだしね。まぁ、お客さんも入っていたし、面白かったし、よかったよかった。････で、門田は？


いきなりシャブ攻撃かぃ？	ラウンドガールのスカートを覗き込む懲役。	懲役だけに、監獄固め。


ラウンドガール	藤沢のラリアット。	最後は人の女房の技。


ラウンドガール	きっつい逆エビ	菅原のキックが決まるが････


猪木vsアリ状態	場外乱闘が来たぞ。「ドケェ！」byデルソル	椅子席へのブレンバスターを食らった鳥羽


更にデルソルのふっとスタンプが鳥羽を襲う	昭和の卍固めも出た	しかし、デルソルと昭和が誤爆。この直後、鳥羽の裏拳でデルソルフォール負け


駐車場で試合開始を待つ。	モンゴルマンも加勢。


戦場は海の上に。	結局、海に落ちたのは幻。	何故か、モンゴルも落ちた。


海坊主のムーンサルト	フィニッシュのパワーボム


嵐vs長さん。相撲対ボクシングだ。	マウントを取った組長。	最後はラリアットで組長のフォール勝ち。