10月29日 ターザン後藤一派

第11回道場マッチ観戦記

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 小雨がぱらつく中、小田急相模大野駅には、13:15頃到着。そこからバスに乗って、道場に向かった訳ですが、この日は思いの外道路が渋滞。最寄りバス停の北里東病院まで20分位掛かった様な気がする。

 道場に到着したのは、13:45頃だったが、ちょうど開場するところ。熱心(?)なファンが10人位列を作ってました。今回は道場内の向こう正面のポジションをゲット出来なかったので、道路に面したコーナーで観戦。
裏が透けて見えるのはパンフからスキャンしたからなのさ。 14時を回ったが、当然定刻に始まる訳もない。そうこうしている間にお客さんは徐々に増加。ざっと、50人位はいたのでは?はっきり言って国際よりもお客さんの数が多いぞ。う〜ん。
 ちなみに、この日は、コロッセオのカメラが入っていた。っていうか、コロッセオのカメラマンが到着してから程なくして試合開始になったって事は、コロッセオ待ちだったのかもね。
 そうそう、ちなみに、今月の道場マッチから、IWA世界ヘビー級挑戦者決定トーナメントが開始。今日は1回戦3試合が行われるのだ。それもあってか、今回のパンフは参加全選手の紹介イラスト付き。なんか久々に画伯頑張って描いたなって感じの渾身のパンフでした。
 っつー訳で、14:30頃かな?トーナメント参加選手の入場式。テーマ曲は何故か、オリンピア。ま、確かに年末だが、この曲ってのはタッグ用なんちゃうん?
 ちなみに、参加予定の「偉大な兄」こと、川崎賢一は負傷のため不参加らしく、替わりにターザン後藤一派の佐藤伸太郎が参加する事に。

入場式に参加した、IWA正規軍&渡辺 こっちはクレイジーバッファロー軍って事になるのかな?

 

 

第1試合

○渡辺宏志(10分位 コブラツイスト)×佐藤伸太郎

 手四つの体勢からスタート。佐藤は、少し身体も出来てきて、気合いも入って来たかな?って感じ。渡辺に攻め込まれた時にも、闘志を表に出して向かっていくところもあったし。得意技のランニングネックブリーカーを出すシーンもあった。ただ、レトロファン必見(らしい)のドリー式エルボーは出てなかった様な。

 で、試合は、やはり渡辺のペース。組んでもグラウンドでも終始優勢。最後はコブラツイストでギブアップ勝ち。

 渡辺の2回戦への抱負「(渡辺は)本来Jrの体重だが、Jrのベルトを取る前にヘビーのベルトを取るのもいいかな?と。優勝してベルト取ります!」

手四つの体勢からスタート 股裂きで攻める渡辺 バックドロップは角度が危険だった。
フィニッシュのコブラツイスト 2回戦への抱負を語る渡辺

 

 

第2試合 ○新岩大樹 vs ×中村政則

 なんか久しぶりに登場の新岩。今までIWAJの興行にも出ていなかったし、一体どこに消えていたのだろう(笑)。久々に見た新岩は、髪の毛がレザーフェイス並にサラサラになっている様な気がするな。中村は身体が大きくなった。練習してるなぁ。

 試合途中、新岩は、画伯の金的にギロチンを落とす攻撃を繰り出す。なんか、ヒール殺法だなぁ、ヒールに開眼したのかな?

 その後、ともに大技を繰り出して一進一退の攻防だったが、最後は新岩が勝ち。バックドロップだったっけ?それにしても、早くもターザン後藤一派の選手は1回戦敗退が決定してしまった訳ね。

腕を攻める画伯 金的攻撃を出すなんて、なんかヒールっぽいぞ、どうしたんだ>新岩。
ブレンバスター ドロップキック。結構打点高い。
渾身のスリーパー フィニッシュ直前のダイビングエルボー。

 

 

第3試合 ○YUJI KITO vs ×宇和野貴史

 いやぁ、なんつーても、アメリカ帰りのYUJI KITOが道場マッチで見れるとは。なんとも素晴らしい。初めに入場したのは、宇和野。続いてYUJIが登場。何やら、会場にはアメリカ国旗を振っているファンがいるぞ。宇和野がリング上からYUJIを挑発。そして、場外に
降りていった宇和野は凄く狭い場外でYUJIをフェンスにぶつける。しかし、場外乱闘はすぐ終わり、戦いはリング上に。

 ところで、YUJIのコスチューム。こないだの後楽園では、上半身裸だったが、この日は、Tシャツを着用。なんか、88とか書かれているいわゆるベースボールTシャツっつーの?ほら、WXや佐野直が着ているシャツですよ。

 で、YUJIなんだけど、ファイトスタイルが結構ずる賢いというか、ロープやコーナーを巧みに使って宇和野にダメージを与える。特に宇和野がリングに入ってくる途中に、セカンドロープを蹴飛ばして宇和野の股間を痛打させたのはなかなか。

 ところで、後楽園では気づかなかったけど、間近で見るとYUJIの顔って普通の顔でも笑ってる様に見えるなぁと。こうやって間近で見るとなかなかたまりません。萌え萌え〜って感じですね(笑)。 最後はトップロープからのフェイスバスターでYUJIの勝ち。う〜ん、恐るべし>YUJI。

アメリカ国旗を振ってYUJIの応援をする皆さん 場外乱闘で痛がるYUJIのアップだ。
アメリカ仕込みのブレンバスター アメリカ直伝の逆エビ。 宇和野のエクスプロイダーが決まる。
宇和野のジャーマンはカウント2 再びバックを取られたYUJIはレフェリーのシャツをつかんで、宇和野の急所攻撃で脱出・・・・・の図なのだ。 フィニッシュはトップロープからのフェイスクラッシャー。

 

 

  ここで休憩。恒例のいなり寿司の配給が。

 

 

メイン ブルドックチェーンデスマッチ

○ターザン後藤 vs マスクド・デスマッチX

 マスクド・デスマッチXは初めて見るな。当然のごとく入場テーマ曲はX−JAPANだ。マスクからはみ出した後ろ髪は金髪。時折、喋る言葉は全て英語。これは紛れもなく外人だな。

 えっと、この試合は、ブルドックチェーンデスマッチ。ブルドックチェーンと言われても、ニッチもサッチもどうにもなチェーンという訳ではなく、単に首輪付きのチェーンの事らしい。その首輪をお互いの首につないだ状態で試合をするデスマッチなのだ。

 試合序盤、チェーンを使って、後藤の額を攻撃するX。Xは執拗に攻撃し、後藤さんは痛みに耐えかねて額を押さえるというシーンが何度も繰り返されたのだが、なかなかうまくいかない(何が?)。という訳で、何度も繰り返されたチェーン攻撃で、なんと後藤さんが流血。いやぁ、難産だったねぇ(笑)。

 その後は、後藤さんのペース。椅子攻撃や、はさみを使ってXのTシャツを切り裂き背中を流血させたりして、Xは大ピンチ。Xが反撃するシーンも見られたが、最後は後藤さんのギブアップ勝ち。

これがブルドックチェーンでんがな これがマスクド・デスマッチXだ。口元に見覚え・・・・なんてナイナイナイ。
まずはチェーンのたぐりあい チェーンで首を絞められるが バックドロップで返すX
Xは後藤さんの額にパンチのラッシュ 激痛のあまり思わず額を押さえる後藤さん。 後藤さん、流血。
ブルドッキングヘッドロック。 椅子攻撃だ。
はさみでXの背中を切り裂く ラリアット フィニッシュはこれ。首はスリーパーの体勢になっているのだ。

 

 

 試合後、自らがはめていた首輪を中村にはめる後藤さん。そのまま、中村とXの番外マッチが開始。Xは、セカンドロープからのミサイルキックを放つ際に、何故か「ヤハッ」と叫ぶ。アメリカでも、ヤハは流行っているらしいな(笑)。 

 という訳で、試合終了。恒例の記念撮影。最後に、渡辺がマイクを持って、次回大会(11月19日)は、私の30歳の誕生日なので、必ず勝ちますと宣言。そうだったのか。

 いや、久々に見たけど、面白いね、やっぱし。今回のトーナメントで勝ち残ったのは、渡辺、YUJI、新岩、義也の4人。これは、結構予想が難しいかも。でも、来月は行けるのだろうか?何か、他の興行がある様な気もするが・・・・