2月27日 ターザン後藤一派

第3回道場マッチ観戦記

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 例によって行って来ました。会場に着いたのは13:40頃。グッズ売り場でパンフと後藤一派ステッカー付きピコピコハンマーを購入。反対側の定位置に陣取る。こころなしか、リングが新しくなったのか??マットはあまり綺麗ではないけど、コーナーポストがペンキ塗りたて状態だ。そういえば、道場には看板が出来ていた。しかも、2階の歌謡道場の看板とセットだ。なんてマンセーな。

 お客さんの入りは到着した時点では15人位だったが、試合開始時には50人位になったかな?結構盛況である。

 パンフは例によって画伯の手書きイラストが多用されていたが、徐々にイラストの数が減ってきた感じ。冒頭の挨拶文書は一見手書きの様にも見えるが、後藤一派フォントだという説も。中に記載されていた画伯インタビューもなかなか読み応え(?)があったか。今回のパンフには対戦カードは書かれていなかった。今日はいつもの参加メンバーのバイキングタニグチが大仁田興行に出てしまうので、替わりの選手は誰かと気がかりだったが、パンフの、新規参加選手として、西野勇喜の紹介が。なるほど〜。14時を20分程回ってから試合開始。

 

第1試合

○宇和野(9分40秒 ドラゴンスープレックス)×中村

 握手でスタート。序盤は腕を取り合っての力比べ。お互いに譲らないが、やはり体格的に勝っている宇和野の勝ち。続いて、宇和野が中村の足をインディアンデスロックで攻める。次はヘッドロック攻撃。このヘッドロックが執拗で2分位は続いていただろうか?このままギブアップしてしまうのかと思ったが、なんとか脱出。ドロップキックをかわして得意のセントーン3連発で反撃。更にトップロープからセントーンを狙うが、これは自爆。その後はどうだっけ?最後は宇和野がジャーマンを狙おうと、バックを取るが、中村が抵抗。しかし、最後はそのままドラゴンに移行して宇和野の勝ち。しかし、このドラゴン。形は綺麗だったが、ブリッジで完全に顔が潰れてしまっていた様な気もするが。でもまぁ、宇和野も平気みたいだったので大丈夫かな?と。
 最後に勝った宇和野に一言。今後の豊富とグッズの宣伝をしてた。

 

中村の足を攻める宇和野 インディアンデスロックも 続いては執拗なヘッドロック攻撃
ドロップキックをかわした中村は セントーン3連発で反撃
これはなんて技だっけ?宇和野も凄い形相。 フィニッシュのドラゴンスープレックス

 

 なんつーか、宇和野も動きは良かったけど、中村もいい動きだった。練習してるなって感じだね。ところで、上の写真を見るとアレなんだけどさ、手前にロープが写ってないでしょ。はっきり言ってリングにデジカメ置いてモニタ見ながら写してるからねぇ。観戦するにも写真撮るにも格好の環境なのさっ。

 

 

第2試合

○山下義也(5分45秒 アルカトラス)×新岩大樹

 何気に好カード。新岩は、コールの途中で義也に奇襲。リングアナ兼広報の佐藤伸太郎をつかんで義也にぶつける。いわゆる伸ちゃんアタックだね。

 その後、新岩と義也のチョップ合戦。しかし、これは義也が例の受けで耐えた後反撃。この辺は義也のペースか?続いて、義也が新岩を捕らえて、フェイスロック。何故か、私のいた方向にはカメラを構えたファンが多かったので「お前らちゃんと撮れよ〜」と叫んだ後、新岩の鼻を押さえて変な顔攻撃。いや〜、いい絵が撮れましたわ。

 その後、カブキイズムの様で、実はカブキの技を殆ど出さない新岩のエルボーやバックドロップ、ドロップキックなどが繰り出されたが、義也も「ヤッハ」式ボディプレスや「ヤッハ」式ミサイルキックで反撃。激しい攻防が続いて非常に興奮したが、ここで5分経過の声。まだ5分なのか、素晴らしい。中身が濃いぞ。最後は、義也のアルカトラズ。

 試合後、新岩が義也に宣戦布告(?)しかし、義也は「笑いながら言ってるんじゃないよ」と一蹴。今後、どういう展開になるんだろうか?

佐藤くんを使って奇襲を仕掛ける新岩 お前らちゃんと撮れよ 撮ったよん、よく撮れてるでしょ。
新岩のサンセットフリップ、強烈だ コーナーに振ってエルボー弾を見舞う。
ラリアットの相打ちだ フィニッシュはアルカトラズ。後ろからじゃ分からないね

 

 

 ここで休憩。後藤さんからの差し入れのいなり寿司が今日も登場。ごちそうさまでした。

 続いて、全てが謎に包まれていた2階の歌謡教室の宣伝。所属歌手のなんとかあかねさんと作曲家のなんとか先生がリング上に上がって挨拶。あかねさんはこの道20年位のベテラン演歌歌手。新曲が2、3ヶ月後に出るらしいが、その曲も先生の作曲らしい。てっきり歌うのかと思ったら、音響設備がしっかりしてないと歌えないとの事。佐藤君はボソッと「潰れてしまえ」。何やら、新宿2丁目の様に1階と2階で抗争しているらしい。

 続いて、練習生の佐藤くんに今日も後藤さんの指令が。前回はスクワット500回だったが、果たして今回は・・・・・・「お前の歌唱力を見せてみろ。曲はLOVEマシーンだ!」だそうな。なんかいきなり軟派な企画になったな。しかも、ちゃんと歌詞カードも入っている。一応最初は嫌がっていた佐藤くんだが、やはカラオケが始まると,踊り付きでノリノリで歌いまくる。まぁ、途中で「fu-fu-」とか合いの手を入れているファンもマンセーというか困ったもんだね。ひゃひゃひゃ。

左がなんとかあかねさんで、真ん中が先生だ。 踊る佐藤くん

 

 

メイン

○後藤(12分54秒 ラリアットから)×西野

 西野のセコンドにはクーガーが。なんでも、道場で練習していたみたい。試合開始早々、ゴツゴツと音のするヘッドバットと、壁攻撃で西野流血かと思ったがなかなか出ない。鼻血は出ていたが。その後は後藤さんが執拗な腕攻撃。アームロックや脇固めなどで、攻め込み。西野はロープに必死で逃げる。

 西野は腕への攻めで顔をゆがめながらも,徐々に反撃。ラリアットやヘッドバットで反撃。でも、後藤さんの体格にはかないません。更に、コーナーに後藤さんを振ってはみたもので、2回目はやっぱしラリアットを喰う。そして、場外で呼吸を整える西野。ようやく上がったが、ゴーストバスターとかを駆使して、フォール勝ち寸前まで追い込む。

 最後は、後藤さんが強烈なラリアットでフォール勝ち。凄い試合だったわ。

 西野も後藤に礼をいいにく。握手で応える後藤さん。実はいい人だな、後藤さん。

後藤さん登場 セコンドにはクーガーが 西野の腕を攻める後藤さん。目線が怖いよ。
更に腕を攻める 執拗だ
ヘッドバット合戦では西野も負けず。 ラリアットを繰り出したが後藤さんは倒れず。2発目も効かず しかし、3発目のラリアットで遂に後藤さんを倒してみせた
更にジャーマンを繰り出したが後藤さんはカウント1で返す。 フィニッシュは強烈なラリアットだ 最後は、後藤さんと西野が握手

 

 

 試合後、記念撮影。ついついリングから降りる時も、リングの高さに改めてレスラーの凄さを実感してみたりしてね。

小さくって分からないってばさ

 いやぁ、いい興行ですよ、これは。若手も後藤さんと闘う事によって成長するっていうか、いい経験になるだろうし。それと、道場があるってのはやっぱ大きいよね。リングで練習出来れば伸びるだろう、やっぱし。という訳で、今後も時間の許す限り道場マッチには足を運びたいと思うのだが、次回はねぇ、ダメなのよね〜。SPがあるからなぁ。う〜ん、困ったものだ。