1月16日 ターザン後藤一派

第2回道場マッチ観戦記

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 相模大野駅に到着したのは、13:30頃。前回に乗っていった1番乗り場のバスは既に発車してしまっていたみたい。そこで、どうしたものかと思案していたら、またしても、レディムッシュ発見。暫くして2番乗り場のバスに乗り込んでいくレディ。どうやら、この辺から発車するバスの大半は北里病院に行くみたいね。つー訳で、道場に到着したのは、13:50頃。
 会場内には、既に何人かのファンが。その中には、日頃会場で良く見かける女子ファンや、Y野くんや、うさぎも。更に、何故か伊藤こーへーも観戦に来ていた。
 試合開始は14時15分位かな?前回よりもお客さんが多い様な気が。とは言っても全部で50人位だが。私は、会場の反対側のリング中央付近をゲット。
この場所だと、目の前にロープに飛ばされた選手が飛んで来るんだよなぁ。
 リングアナの佐藤君が登場し、いつもの様にマメカラでカード発表。今日も全3試合。メンバーは前回と同じだ。

 

第1試合

○新岩(12分位 ダイビングエルボー)×中村

 一部からは、「画伯〜」との野次が飛んでいた中村だったが、序盤は新岩のペース。巻き投げ、ボディスラム、ドロップキックなどで、攻め込む。バックドロップを耐えたところで、中村が反撃。コーナーに振ってのエルボー。しかし、ドロップキックをスカされ、新岩のラリアット、コーナーに振られてエルボー、更にジャンピングニーを食らい、中村ピンチ。しかし、ショルダースルーをキックでかわした中村は、得意のセントーン3連発。更にはトップロープからのセントーンを見舞う。新岩は胸に直撃を食らい、呼吸もかなり苦しそう。2発目のセントーンを狙った中村だったが、新岩が、察知。雪崩式ブレンバスターで返す。最後は、サイドバスターから,ダイビングエルボーでフォール勝ち。それにしても、中村はだいぶ、動きや技が良くなって来たのでは、やっぱ、道場があると違うのかもね。
ドロップキックを放つ新岩 ラリアット コーナーに振ってエルボー
セントーン3連発 ダイビングセントーン フィニッシュ直前のサイドバスター

 

 

第2試合

○山下(5分位 アルカトラズ)×宇和野

 2人並んで立つと、宇和野の方がでかいのね。身長も体重も。義也は最近やせたとの噂だったが、間近で見ると確かに細くなった様に見える。
 序盤は、お互いエルボーやギロチンなどを繰り出すが、互いにスカしあう。
 その後、殴り合いになり、義也が、得意の受けを見せる。しかし、体格的に勝る宇和野もドラゴンスリーパーから腕ひしぎで攻め込む。腕ひしぎでエスケープした義也の足は、私の目の前に伸びてきた。
 その後、コーナーに振られた義也、突っ込んできた宇和野に対して,「ヤッハ」入りのキックを見舞い、続いて「はっはっはっはっ」付きのラリアット。その後、宇和野の高速変形スクールボーイみたいな技であわや、カウント3のピンチだった義也だが、最後は、アルカトラズで勝利。師匠(維新力)の技だ。
 試合後、マイクを向けられる義也「宇和野とはシングル初対決だけど、こんなに強くなっているとは思わなかった。社長ばっかしじゃなくって、若い力でIWAを盛り上げて行こう」。宇和野もマイク「もっとご飯を食べて大きくなって頑張ります」との事。
宇和野の腕を取る義也 ドラゴンスリーパー。
続いて、腕ひしぎにはいる宇和野 エスケープ!目の前に義也の足が
ヤッハ!! 「ハッハッハッ」付きラリアット

 

 

 ここで休憩。前回に引き続き、後藤さんから差し入れのいなり寿司を頂く。パンフを売ってたので、購入。今回の中村画伯の手書きパンフだ。しかも、前回の結果がイラスト付きで載っている(笑)。で、次回の道場マッチは2/27だって。大仁田の卒業マッチやEWFがある日だな。さて、どうしよっかな?

 休憩終了後、リングアナの佐藤君がトレーニングウェアに着替えて登場。ターザン後藤の指令で、スクワット500回を行う事に。佐藤君は、今はリングアナをやっているが、この道場の2階に1ヶ月前から勝手に住み込み、レスラー目指して練習しているとの事。で、お客さんの声援に後押しされながらスクワットに挑戦したが、250回で断念。次は、500回やってね。
エプロンで速報を入力する私(嘘じゃ〜) 伊藤こーへーが中村のブリッジの上に乗ったりして 500回に挑戦だ! 頑張る佐藤君

 

 

メイン

○ターザン後藤(10分位 ラリアットから)×バイキングタニグチ

 開始早々、ボディスラムでタニグチを投げ捨てる後藤さん。やっぱ、受け身の音の迫力が違うね。
 試合は、後藤さんのペース。例によって、タニグチの背中の上でくるくる回ったりするムーブも披露。
 コーナーに押し込んでパンチの連打で、タニグチをダウンさせ、早くも「立ておらぁ!」。暫くして、タニグチの額にパンチの連打。その都度、タニグチの口からは、「あぁ〜〜」という悲鳴が。いわゆる某氏言うところの、セクシーボイスですね。「何があぁ〜だ!このやろー」と後藤さん節も全開。額へのパンチの連打、「ゴツッ」と音がするヘッドバットなどを受けて、遂にタニグチの額は流血。
 流血したタニグチはなかなか立ち上がれない。しかし、闘志だけは残っており、倒れたまま後藤に向かって手を伸ばし、必死に立ち上がろうとする。しかし、後藤さんは、容赦なく、パンチやストンピングでタニグチを攻める。額を殴られる度に、「ああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」とセクシーボイス全開&エビ反りで仰け反るタニグチ。いやぁ、この動きは某氏に見て欲しかったなぁ。
 その後も、後藤さんは、「立ておらぁ」を連発。更に「エースコックみたいな顔しやがって」などとサービス全開。でも、試合は非常にシビアだった。
 立ち上がったタニグチがコーナーに振っても、きっついカウンターのラリアットでお返し。後藤さんのコーナーからの2発目のボディプレスを膝を立てて逆襲。ボディプレスで一時逆襲したものの、2発目のボディプレスはかわされてしまった。
 そして、ロープに振られて左のラリアット。フォールにいくが、2で返すタニグチ。更に、ラリアット。万事休すかと思ったが、「あぁ〜っ!」と悲鳴を上げながら気合いで返すタニグチ。おぉぉ、凄い頑張りだ。なんか、感動するぞ>タニグチ。しかし、もう一度ロープに振られて、強烈なラリアットを食らってしまっては、もう返す力は残っていなかった。タニグチ,フォール負けだが、良く頑張ったよ。
 試合後、タニグチは後藤にすがりついて、「ありがとうございました」後藤さんも最初は、怒鳴っていたが、最後はタニグチを抱きかかえて左手をそっと挙げてやる。おぉ、いい光景ではないか。いい人だ>後藤さん。
額にパンチ 流血したタニグチだが、必死に立ち上がろうとする。 ボディプレスで反撃だったが・・・・
ラリアット1発目。 2発目、しかし、2で返したタニグチ。 しかし、3発目のラリアットを食らってしまっては・・・・・
返す力はタニグチには残されていなかった

 

 

 試合後、記念撮影。ちょっと、おちゃめなポーズで写ってしまいましたとさ(笑)。後藤さんに怒られないかなぁ。ちょっち心配。

 という訳で、今回も面白かったぞ、はっきり言って。場外乱闘もないし、凶器攻撃もない(流血はあるけど)。あるのは、リング上でのレスリングの攻防だけ。でも、純粋に試合自体が面白い。至近距離で見たって事もあり、その迫力を面白さと勘違いしているのかもしれないけどね。2月も行くかな。