2001年6月24日 CROWNプロレス

旗揚げ第3戦観戦記

目次に戻る


 12:30過ぎに会場に到着。一部Web上ではとんでもない会場名になっていたが、結局のところはいつもの小山文化センター小ホールでした。で、待っている間に本日の対戦カードを改めて確認。えぇっ!今日ロビンさん出るの?そいつはラッキーだぜ。何?カラテ・キッド?え?

 という訳で、12:50頃に開場。なんなく最前列をゲット。お客さんは、30人位かなぁ?13:15頃に試合開始。

 

第1試合

○ジョージ・リンゴ vs ×カラテ・キッド(SGP)

 ジョージ・リンゴはパンフによれば、イギリスはリヴァプールからやってきた、ヤァ!ヤァ!ヤァ!という事で、闘うビートルズらしい。・・・・でも、クリス・コーディじゃねぇか(笑)。お前、フロリダじゃなかったのか?また、記憶喪失になったのかぁ?まぁ、いいけど。で、リンゴはエレキギターを持って入場。おぉぉ、まさにビートルズだ!

 さて、対戦相手のカラテ・キッド。誰だと思います?まぁ、SGP所属ってのがミソなんですけど、何を隠そう素顔のロビンさんなんですよ。これまたパンフによれば、1990年にカラテ・キッドでデビューした後、ロビンさんになったとの事。つまりは、ロビンさんの原点(Not25,000)って事ですね。う〜む、奥が深い、前置き長い(笑)。うひゃひゃひゃひゃ。

 で、カラテ・キッドという選手はどうやらヒールの様なのですね。で、リングネームの通り空手殺法全開。空手STFや空手アームロック、空手ディスティニー(だっけ?)など、もう全ての技の前に空手という名前がついてしまうですよ。そして、一体いつになったら空手の技を出すんだ〜?という観客のジレンマが頂点に達した頃。出ました!ついに空手攻撃が!なんと、リンゴをロープに振って、豪快な空手逆水平一閃ですよ。しかも2連発。もう、客席は大騒ぎです。噂では、大山総裁も牛をロープに振って逆水平を放ったと言われる位、空手を代表する技ですからね。いやぁ、空手の真髄を堪能させて頂きました。奥が深いよ。

 で、試合は、逆襲のフライングラリアットでリンゴがフォール勝ちだったのでした。あれれれれ?空手の立場は?おぃおぃおぃ。 そして、試合後、リンゴはマイクを持って何やら歌い出す。「ナーナーナーナナナナー」とヘイジュードを歌っていたらしいのだが、お客さんが理解するまでちょっと時間が掛かったぞ。でも、最後は観客席はナナナナーの大合唱でした。その間にカラテ・キッドは帰っちゃったけどね。

まさに闘うビートルズ。山田くん1枚持っていって〜 カラテ・キッドのヒール攻撃 カラテSTFだ
カラテアームロック。空手全開だ。 出た!空手逆水平、あまりの威力にリンゴは吹っ飛ぶ。 ナーナーナーナナナナー

 

 


第2試合

○マスク・ド・グラジエーター、ジ・アベンジャー vs ×ザ・カーナック、ホワイト・ファントム

 カーナックは角が生えているんだけど、とにかく打たれ弱い。ホワイト・ファントムはいい選手だねぇ。大きいし。最後は、YUJIKITOの得意技でアベンジャーが勝ったんだっけ?逆だったっけ?まぁ、いっか。
エフィニッシュはIWAJの新社長の様な技でした。

 

 

第3試合

○ミスター・レスリング5号、ブラック・テラー vs ×バイオ・ミクロマン、ウルトラマン・ロビン

 本日のベストバウト??っていうか、ビッグサプライズ?まぁ、それ程でもないかもしれないが、私的にはかなりインパクト強いぞ。

 何がインパクトかって、そりゃあもう、ミスター・レスリング5号ですよ。青いショートタイツに白覆面。しかも、ショートタイツには日の丸が(笑)。しかも、その余りにもコンディションよすぎる肉体は筋骨隆々。どことなくシャチホコ固めとか得意そうな風貌。なんかU○○のテーマが聞こえてきそうだ(笑)。しかし、この人がロビンさんと対戦するんですかぁ?うわぁ、怖い、怖いよ、見るのが怖い。

 そして、ついにその瞬間が訪れました。あっという間にロビンさんの関節や首を極めてしまう5号。強いよ。ロビンさんもいつになく技のミスが多かった様な。そんなロビンの頭を叩いてカットする5号。いやぁ、凄いね。でも、文章では伝えきれませんわ。
 最後は5号がスモールパッケージでミクロマンをフォール。あ、ちなみにミクロマンはカラテ・キッドよりも空手技を多用してましたわ。

5号・・・・キツイよ ついに注目の初コンタクト あっさり腕を極められる。
ミクロマンも反撃を試みるが、 強いぞ>5号 フィニッシュ

 

 

第4試合 男女混合ミックスドマッチ

○SHURA、並木紀子 vs ×ブラック・バロン、レディパワー2号

 並木ちゃんは例の晴れ着を羽織って入場。先発はバロンさんとSHURA。で、並木ちゃんと2号にタッチ。まぁ、ほぼいつもの展開だったんだけど、いきなりこっちに来られたら「こっち〜」って言えないからリアクションに困るなぁ。で、その後、バロンさんはピンチになると例の目くらまし攻撃で脱出。しかし、今回はその目くらまし攻撃が裏目に。2号が押さえた並木ちゃんに対して目くらましをしかけたのですが、なんと、後ろにいた2号も目を回してしまったのでした。更に、今度は並木ちゃんが鏡を取り出してSHURAに手渡し。バロンさんが目くらまし攻撃を仕掛けるところに鏡をかざす。おかげでバロンさんは自分の目くらまして目を回してしまったのでした。そして、先ほど、目を回された2号がバロンさんを罵倒。なんと、仲間割れだ。最後は、3人掛かりで押さえ込まれたバロンさんがフォール負けでした。
いきなりこっち 2号のドロップキック 並木ちゃんのキック、ブロディばりだ。
連携攻撃なども出していたが この攻撃で2号にも大きなダメージが
鏡を向けられて自分で目を回してしまうバロンさん。 仲間割れ フィニッシュは3人掛かり。

 

 

 ここで休憩。いやぁ、ここまでの4試合、外れがないぞ。凄いや、CROWN。一部では、インディオールスターという声も。

 

セミファイナル

レッド・ピンパネール、○ヒューマン・トーチ vs ×ユニコーン、吉田和則

 20分を越える熱戦。いやまぁ、悪い試合ではなかったが。

 試合後、ユニコーンがヒューマン・トーチにマスカラコントラマスカラを直訴。すると、ヒューマン・トーチが「イマ〜」と返す。おぃおぃおぃ。まぁ、当然の様に今行われる事はありませんでした。

ユニコーン それは掟破りではないかぃ? ミサイルキック
ボディアタック〜 これがフィニッシュだったよね。

 

 

メインイベント 60分3本勝負

○C高橋、高田慎一、カリプス・ハリケーン(2-1)×ザ・ストンパー、ブラック・デビル、デビル・ブッチャー

 え〜っとね。外人(?)組にはセコンドにモンスター・ザ・ウルフがついてました。1vs1の後の3本目。空中胴締め落としでフォール勝ち。う〜ん、覚えてるんだけど、説明しきれん。高田とクラッシャーが流血。 で、試合後、マイク合戦。ブッチャーは次期大会に、テキサスからの助っ人を連れてくると宣言してました。
ウルフがセコンドに。ちなみにビデオ係はW・ファントム そ1本目のフィニッシュ
パ〜んち あぁ、まさかの同士討ちだぁ。 フィニッシュの空中胴締め落とし

 

 まぁ、後半だいぶはしょってしまったけど、面白い興行でした。確かに、これだけ面子が一堂に会するなんて、まさにオールスターかもね。まぁ、これだけったって、みんなマスクマンだからこれだけも何もないんだけどさ。とにかく、面白かったっす。