3月25日 DDT北沢大会観戦記

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 なんつーか、新宿でEVAの映画とか見ていたら、北沢に到着するのが18:30ぎりぎりになってしまった(^^;。ま、いいけど。
 今日から、新しいリングアナが登場。木村タクロウとかいうらしい。略してキムタク。客入りはまぁまぁ。200人位かな?

 まず、全選手入場式。DDTの全員が登場後、高木が挨拶。更に、かまだ家の女将がリング上に登場。挨拶したあと、かまだ家のタオルを客席にプレゼント。一人一枚近く行き渡ったのではなかろうか?
 そして、昭島で好評だった(?)、メビウスへのインタビューコーナー。メビウスの3人(折原、エガチュー、ZIP)+ペルセウスが登場。リングアナが、ペルセウスについての話題を折原に振ったところ、折原は「ペルセウスのジョリーロジャーメビウス入りを認めます。」と宣言。あれ〜、そうすると、EYESはどうすんだ〜?なんて思ってたら、一人の男がリングに近づき、ペルセウスと折原になにやら訴えている。メガネを掛けていて、顔が良く分からなかったが、どうやら、IWAJAPPANの増田明彦の様だ。でも、殆どの人は気付いてないぞ。

 増田は、ペルセウスに「EYESをどうするんだ?」と詰め寄るが、折原、ZIP、江川、ペルの4人は、それぞれの手を挙げて団結をアピール。折原は「タケル(ばらしていいのか(^^;)、お前なんか・・・」等と、あまり増田を相手にしていない。収拾が付かなくなった頃に、DDT軍団も乱入。なんか、テーマ曲が掛かったとか掛かってないとか(^^;?

ペルセウスのJRメビウス入りを認める折原 それに怒った増田がリングイン しかし、メビウス軍は団結をアピール

 高木と増田は旧知の仲なのだが、浩一郎は増田の事を知らなかったのかな?「・・・って言うか、お前、誰?」と増田に聞く。

「誰?お前」、手厳しい浩一郎

結局、折原を潰すと訴えてた増田には、いろいろあって、次回のDDTの興行で行われるジュニアトーナメントへの参加が認められた。何故、こういう流れになったのかはよく分からんが。

 

第1試合

○ファントム船越(フランケンシュタイナー)×佐々木貴

  最近、パッとしなかった佐々木だったが、この日は、良かった。でも、細かい展開は覚えてない(^^;。でも、いろんな技でファントムをカウント2.9にまで追い込んでいた。ファントムも昭和攻撃全開。いつもなら、ドラゴンスープレックスできめるのだが、カウント2で返されてしまい、最後は、その場で飛び付くフランケンシュタイナー。これは、平成の技だね。ファントムが平成の技を出したって事は、それだけ手の内が尽きたって事だろう。それだけ、佐々木が頑張ったって事だね。
佐々木のジャーマンが決まる

 

第2試合

○鴨居、矢口、吉田、鳥羽(レフェリーストップ)×高井、下田、ライオン、黒影

 矢口組は、いわゆる、神格闘十二瓶組の混成チーム。セコンドにはダイアナと二瓶組長も付いた。なんか久し振りだなぁ。国プロに出てないからねぇ。ダイアナはドレス姿であらわれたが、セコンドに付くにあたり、ドレスを脱いで、戦闘モードに。トランクスの後ろにダイアナと書かれてるのは相変わらずだが、電話番号がなくなっていた(^^;。
ダイアナはドレスで登場 吉田と矢口が登場。ファンが取り囲む。 あ、ダイアナのお尻に電話番号がないぞ。

 

 初登場の黒影ってのは、ケンドー・カ・シン風のマスク。しかし、その名前に反して赤いマスクだった。先発は、黒影と吉田(だったかな?)。黒影は、開始早々、腕ひしぎを極める。場内からは「カシン〜」という声援が案の定。その後は、目まぐるしい展開。にしても、8人タッグをこんなに間近で見ると、無茶苦茶見づらいわ。この日、良かったのは、鳥羽と高井、そして下田。特に鳥羽の動きは秀逸。コーナーに振られると、大谷の様にロープを飛び越えてエプロンに着地。そこへ突進して来た高井をハイキックで迎撃。ふらついている、高井目掛けて、エプロンから、スワンダイブ式ニールキックを放ったりして、まさにムエタイらしい動きを見せて観客を沸かせていた。
 途中、宇宙と組長の乱入とか、ダイアナキック炸裂とか、組長が宇宙からマウントとったりとか、いろいろあったけど、最後は、鴨居が高井にパンチの連打を見舞い、ダウンした高井に対して、レフェリーストップが宣告されて試合終了。
矢口と吉田は、ダブルの攻撃を決めて、このポーズ セコンドの宇宙が乱入 宇宙と組長が場外で番外戦
元気が良かったタノムサクと高井 ボクシングマウントパンチが炸裂 最後は、鴨居が高井をKO!

 

第3試合

○西野(人の女房の技)×三上

 三上は序盤からトペを放ち、その後も、ミサイルキック等で攻めた。更に、西野の一発目のノーザンライトボムは、キドクラッチの様な返し技で返したのだが、2発目のノーザンライトボム(別名:人の女房の技)に沈んでしまった。
三上のミサイルキックが炸裂 フィニッシュは人の女房の技

 

 ここで休憩。

 

セミ ○ライダー(ジャーマン)×クーガー

 クーガーは序盤から、トペコン。更に、いつものギロチンや、久し振りの本部席へのトペアトミコ等を出した。しかし、ライダーのソバットや関節技攻撃にちょっとスタミナ切れっぽい。最後は、ライダーのジャーマンで決まったが、肩が完全に付いてなかった様な気も。
 ま、マスクマン同士とは言え、かなり毛色の違う2人の対決だけに、ちょっとスイングしづらかったかな?
夢のシングル対決が実現 クーガーのトペコン(って足しか写ってないやん) クーガーのギロチンが決まる

 

 

メイン ○高木、野沢、木村(ラ・マヒストラル)×折原、江川、ZIP

 試合前、折原と木村が握手。先発は、野沢と折原。メヒコから一時帰国の野沢はルチャっぽい動きを繰り出す。そして、その動きに付き合う様に動く折原。う〜む、この辺の展開は、ちょっと対抗戦らしくないな。それとも、折原が余裕かましてたのかな?
 で、序盤から攻め続けられた折原。ちょっと、ピンチって事で、金的を連発。3回も出してた。
 その他のメンバーはって言うと、ZIPは肩の角が増えてたし(^^;、江川は髪が伸びて、ちょっと体が締ったかの様で、あばらのラインが若干復活(^^;。そういえば、江川と折原が場外に転落して、私の目の前1メートル位に来た場面があったが、私が女性ファンだったら、卒倒していたかもしれないな(^^;。
 試合は、DDTのペースで進む。途中、ZIPのみちのくドライバーを野沢が食ってしまい、ピンチに陥ったが、なんとか脱出。最後は、分断されて、リング上には、高木と折原。おいおいおい、この2人が残ってどうするんだぁ?と思ったが、高木がジャーマン(だっけ?)とか返し技とかで、折原をカウント2に追い込む。ひょっとして、これはいけるか?と思ってたら、最後は、ラ・マヒストラルで折原から、カウント3!!おぉぉ。これは素晴らしい。
浩一郎のパイルドライバーが折原に決まる 浩一郎と江川が対決 フィニッシュのラ・マヒストラル

 

 試合後、高木が「これで勝ったなんて思ってません。折原選手、これから技と技をきそっていきましょう」とマイク。それを受けて、折原は、「今日、メビウスは負けました。」と潔いマイク。結局、和解というか、とにかく対抗戦は終わった様である。浩一郎は、「これにて、DDTとメビウスの抗争、終結!!」と終結宣言を出してた。

 いや、今回はなかなか良かった。細かい疑問はあったりもするが(^^;。日頃、DDT以外の選手の活躍が目立ってしまう事が多かったが、今回は、DDTの選手が頑張ってたので(特に若手)、楽しみである。 次回はJrトーナメントらしいが、どうなるのやら?ちなみに、5月には、国プロでもJrトーナメントやるらしいぞ。ネタが被ってるなぁ。

でも、ひょっとしたら、折原の髪の毛が寝ていた時点でDDTの勝ちは決まっていたのかもしれない(笑)