3月1日 DDT鶴見大会観戦記

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 昨日から雨なので、今日の冴夢来は中止だろうと思ってぎりぎりまで寝てたのだが、いざ目が覚めてみると、外は雪じゃないか(@_@;。まいったなぁ。電車のダイヤとか狂ってたら困るな。なんて思いながらも、自宅を出たのは12時頃。ぎりぎりだな(^^;。
 でもまぁ、雪の割には電車はダイヤ通りに動いていて、1時ちょっと過ぎに綱島駅に到着。そこからバスに乗って鶴見青果市場へ。1時半頃に着いたのだが、その時点では客の入りはガラガラ。この天気だから厳しいかな?と思っていたが、最終的にはほぼ満員に。200人位かな?
 ちなみに、DDT売店には原ちゃんと並木ちゃんの姿はなかったが、会場内に私服姿でいた。しかし、元気なかったなぁ。どうしたのかね?

第1試合

○ファントム船越(15分位 ドラゴンスープレックスホールド)×西野勇喜

ルナパークファン投票第1位って事で実現したこのカード。選ばれるだけあって、実に手が合っている。
 序盤はクラシカルな関節の取り合い。西野の放ったチョップで、ファントムの胸には手形がくっきり残ってる。試合は場外へ。場外で西野がファントムの腕を鉄柱に絡めて、あたかも腕モンゴルトレインの様な技を出す。その後、鉄柱の前にファントムを固定して、花道(?)を走ってラリアットを狙ったが、鉄柱に誤爆。痛そ〜。
 その後、ファントムのミサイルキックやスワンダイブ式ドロップキック、西野の人の女房の技などの平成系の技も出たが、ファントムはジャパニーズレッグロールクラッチホールドと言った昭和系の技も出て、ファンの感動を誘う。最後は、ファントムのドラゴンスープレックスホールド。勝ったファントムには惜しみない「新日本」コールが送られていたのだった。いやぁ、いい試合だった。
 ところで、ふと思ったのだが、ファントムを更に昭和に近づける為に、背中に、コップ療法の治療の後の○印を付けたらいいんじゃない??ほら、あの別府で治療してもらうって例のアレですよ。
▲ファントムのミサイルキック ▲西野の雪崩式ブレンバスター ▲フィニッシュのドラゴンスープレックスホールド

 

第2試合

○佐々木、鳥羽(片逆エビ固め)×高井、木村

タノムサク鳥羽は、コール時に木村と睨みあい、そして、親指を下に降ろして挑発。ひょえ〜、勇気あるなぁ。
 で、鳥羽vs木村。これが実に面白い。木村のキックを避けて、顔面にニーを打ち込む。とは言え、ガードされてた様だったが。しかし、そのガードをかいくぐって、遂にハイキックで木村からダウンを奪う。おぉ、凄いじゃん>タノムサク。
 カウント9で立ち上がった木村が、タノムサクをダウンさせて、関節技に移行するが、その都度、必死になって、ロープに逃げるタノムサク。タノムサクはグランドになったら逃げるしかないからね。もう、必死。まるで異種格闘技戦、前田vsニールセンの様だ。しまいには、木村が仰向けに寝転んでタノムサクを挑発。猪木vsアリか?
 そんな状況の中、佐々木と高井が出てくると、いきなりプロレスに戻るんだよな。いやぁ、見る方も切り替えが大変だ(^^;。
 途中、佐々木が木村のラリアットでダウン状態。かなり足がふらついていて危うく10カウントのノックアウトを取られてしまう所だったが、カウント9で高井が佐々木に蹴りを入れる。おぉ、上手いじゃないか>高井。
 最後は、佐々木が高井を片逆エビ固め(シャチホコ?)に決めて、ギブアップ勝ち。とにかく、タノムサクが良かった。こないだの、昭島では、いまいちだったが、今日は別人だったな。いい試合だった。
▲寝転がってタノムサクに向かう木村。猪木vsアリ戦の様だ。 ▲フィニッシュのシャチホコ固め

 

ここで、DDT株主総会というコーナーに。DDTも1年を迎えたって事で収支決算(?)と質疑応答。女子部についての質問や、春菜愛に関する質問等が飛んだ。
 続いて行われたのは、オークション。クーガーのマスクや、ダイアナTシャツ等が出品されて盛況だった。木村の出した、新格闘Tシャツや、西日本Tシャツは欲しかったが、金がないのだ(^^;。ただ、品数が多くて長引いてしまったな。寒かった。

 

第3試合 ○矢口、吉田vs×毒ガス、高橋vs×鴨居、組長

ま、3waydanceな訳なのだ。ぱっと見、バトルロイヤルの様な感じだが、タッグチームのパートナーが負けたら失格って事が、バトルと違うのだね。
 鴨居と矢口、組長と矢口みたいな、なかなか見れない組み合わせが続出。吉田と組長が戦って「味方じゃなかったのかよ?」なんて叫ぶ展開もあった。場外乱闘も多く、ジャスコが期待されたが、場外には出なかった。
▲まるで、バトルロイヤルの様相だねぇ。 ▲6人同時に組み合うとこうなってしまうのだ(笑)。 ▲吉田を痛ぶるクラッシャー

 

寒いし、雨だし、今日は行かないかな?と思ってたら、10分過ぎ位に、矢口が「よ〜し、ジャスコ行くぞぉ〜!」と叫び臨戦態勢に(^^;。
 で、矢口が鴨居と組長を両脇に抱えて、表の駐車場に出る。すると、タイミングのいい事に、横断歩道の信号が青ではないか(^^;。そのまんま、道路を横断してジャスコ前に到着した矢口&鴨居&組長&客(^^)。横断歩道を渡りきるとそこはロッテリアの前なのだ。ロッテリア前で乱闘する組長&矢口。組長はロッテリアの捨て看板で矢口を殴る。あぁ、看板壊れちゃった。ロッテリアの人が怒ってるぞ。ま、捨て看板だからいっか。ちなみに、矢口は、例の決めのポーズで「ロッテリア〜」と叫んでいた(^^)。

 さて、青果市場に戻ろうにも、この道路の信号は長いんだよ。2分位待つんじゃないかな。待っているうちに、向こう側を見ると、毒ガスと吉田が横断歩道を渡って来ている、あぁ、信号赤なのに。まずいよ、それは。車は止まってるし(^^;。まぁ、いっか。ちなみに、鴨居は極度の興奮状態にあったらしく、「俺はやるぞ!やるぞ!」とか叫んでたらしいのだが、宝くじ売り場のおばちゃんに向かって、「おばちゃん、俺はやるぞ!」とか言ってたらしい(^^;。

▲行け!目指すはジャスコだ。 ▲鴨居と組長の2人を引き連れて歩く矢口。 ▲歩道を横断中の矢口。信号は青。おばさんが不思議そうに見てるな。
▲ロッテリアはすぐそこだ。 ▲ロッテリアの前で乱闘する矢口と組長。
▲組長もロッテリアの看板で反撃だ! ▲信号は赤だ。まだ渡れない。しかし、みんなの視線の先では・・・ ▲吉田とクラッシャーが横断歩道を渡ってる(笑)。赤だよ、おい。まぁ、いっか。
▲しかし、幸いにもその直後に青になった。横断完了。 ▲青果市場へ戻れ〜。

 

  青果市場内に戻ってからも試合は続く。でも、毒ガスが鴨居からギブアップを奪って、残りは矢口組と毒ガス組。矢口は、毒ガスに「交通ルール守れ〜」と叫んで殴りかかる(^^;。最後は、組長らも協力してのスーパーパワーボム。そして、最後は「愛だぁ〜」で締め。
 ちょっと、ジャスコでの乱闘はやりすぎだったんじゃないか?とか、これで鶴見青果市場も使えないな、とかいう憶測が飛び交いながらも試合は続くのだった。

 

セミ ○宇宙、クーガー(見てなかった)×打林、三上

 打林、ぷよぷよしてるなぁ。腹もちょっと弛んでるし。ま、でかいのはいいのだが。試合はあんまし覚えてないなぁ。クーガーが飛びまくった事と、宇宙が強かった事位かな?ま、悪い試合ではなかったが。打林はでかいんだから、もっと鍛えればいい選手になると思うよ。
▲打林の足を攻める宇宙

 

メイン ○ライダー(卍固め)×高木

 三四郎はレガーズを着用。蹴りを使うのかぁ?いつのまに。ライダーはV3のテーマ曲で登場。見ると、マスクもV3チックになっている。トウカイブシドーとかぶってるぞ。
 三四郎は、ちょっと体をしぼったかな?締まって見えた。三四郎はなかなか気迫あふれる試合展開で、ライダーをかなり追い込んだのだが、やはりライダーの壁は厚い。一度はロープに逃れた卍固めだったが、再びリング中央に戻されて無念のギブアップ負け。なかなか、成長したのでは>三四郎。
 試合後のマイク。ライダーのマイク。そして、三四郎のマイク。「もう一度折原とやらせて欲しい、これは、高木三四郎vs折原の戦いだ。木村vs折原じゃない!」リング上にいた木村に向かって、対戦を直訴。そして、「誰がなんと言ってもやるからな。最後のわがままだ。」と言って去って行った。それを受けた木村が3月25日の北沢で6人タッグでメビウスとの試合を必ず実現させます!と宣言。途中から涙声になっていた。
▲V3の様なマスクになったライダー ▲高木のマヒストラル。高木はこの日よりレガーズ着用。 ▲フィニッシュの卍固め。三四郎、一歩及ばず。

 

 てな訳で、今日はなかなかいい興行でした。かなり満足度の高い。やはり、ジャスコに行ったのはポイント高いね。ただ、乱闘やりすぎて、ちょっと引いてしまった感は否めないが。ただ、試合後に高木三四郎にジャスコの事について聞いてみたが、「あぁ、大丈夫ですよ、がはははは」と言われてしまった。と言う事は、多分今後も使えるんだろうな。それは良かった。

 あと、帰り際に見たのだが、ロッテリア前の破壊された捨て看板は元に戻っていた。おそらく、ロッテリアの看板は自己修復機能付きらしい。しかも、機能増幅も可能だとか(^^;。おそるべし、ロッテリア。