8月15日 DDTルナパーク最終日観戦記

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お断り:NIFTY−SERVE FBATLの14番にUPしたのとイッショで〜す。

流石に最終日だけあって、お客さんが多い。6時過ぎには、殆どのテーブルが埋まってしまった。6時頃に今日のカードが貼り出された。それには、前田光生雷王飛田将足立智也の名前が。なかなか凄いメンバーだ。予定通り、7時に入場式。今日の挨拶は高木。

第1試合 異種格闘技戦
○クルセイガー2(3R 40秒スリーパーホールド)×鴨居

今日の鴨居はスポーツマンモード。入場時に、リングに向かって一礼したあと、二瓶組長の肩を持って、二瓶トレインで入場。でも2人だからちょっと寂しいぞ。
序盤、クルセイガは比較的余裕。鴨居に間接技を仕掛けても、途中で離してしまったりして、無理には追わない。2R、鴨居は、カウンターのパンチ等で何度かクルセイガーからダウンを奪うが、クルセイガーもローキックや膝蹴り、鴨居のガードをふっとばすハイキックで反撃。カウント9のダウンを奪う。更に、リング中央で鴨居に間接技を仕掛けるが、必死にロープに逃げる鴨居。なかなか、いい試合だ。試合は、3R開始早々、クルセイガは鴨居をグラウンドに追い込み、スリーパーでギブアップ勝ち。鴨居は落ちてしまった様で、クルセイガに喝を入れられていた。
鴨居のマイクは「私が試合に出る事には、はっきり言って賛否両論あります。アンケートの結果もよくありません。(中略(忘れた))最後まで出していただきDDTの皆さん、後楽園のみなさん、どうもありがとうございました。」なかなか、感動的な内容。やはりいい人だ。
▲これが二瓶トレインだ! ▲クルセイガー2のローキックに鴨居の表情が歪む

 

第2試合 ○キングライオン、飛田将(ノーザンライトスープレックス)×佐々木、雷王

飛田はいつもの前傾姿勢。素晴らしい。特に、雷王と飛田のロープワーク&ラリアットの応酬は面白かった。

 

第3試合 ○船越、吉田(ドラゴンスープレックス)×足立、前田

当初、カードにはエキサイティング吉田と書かれてあったが、実際は、チームウルフの吉田和則だった。かまだ家以来だな。久しぶりと言えば、足立も久しぶり。今日は黄色いパンタロンに、丸刈り(しかも金髪)。でも、だいぶ痩せてしまったなぁ。吉田や前田が華麗な空中殺法を見せて試合は結構盛り上がった。最後は船越が足立に伝家の宝刀、ドラゴンスープレックスを決めてフォール勝ち。
▲帰ってきた幸せの黄色いパンタロン ▲吉田の三角飛びブランチャ ▲前田のケブラーダ ▲フィニッシュは、ファントムのドラゴン

 

第3試合終了後に、ニューハーフマネージャーの春奈愛ちゃんのトークショー&歌のコーナーが。歌はマドンナの歌だったが、どことなく、口パクだった様な気が。
歌のコーナー終了後に、短い休憩。セミ開始は8時20分頃。

 

セミファイナル
○ピラタモルガンJr、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ
(14分位 スモーピオンデスロック)
×ウルトラマンJr、トルベジーノ

今日は最後だけあってみんな飛ぶ飛ぶ。当然、ウルトラ手拍子や、シィーも飛び出した。ウルトラ&トルベチーノ&ジェントル高久(レフェリー)の3人揃ってのスペシウム光線ポーズには一部ブーイングだったけど。
試合はピラタのスモーピオンでJrがギブアップ。いい試合だった。試合後アルカンヘルがスペイン語でマイクアピール。SHINOBIが通訳したが、声に緊張感が無いので失笑が漏れる。その後は、良く覚えてないが、「ビバメヒコ!ビバハポン!」とか「サヨナラ」とかのマイクが。あ〜あ、終っちゃった(泣;)。
▲スペシウム光線ポーズ ▲Jr、ジェントル、トルベジーノ3人揃ってのスペシウム光線ポーズ。ジェントル調子乗りすぎだっつーの。 ▲フィニッシュのスモーピオン

 

メインイベント 2vs4 イリミネーションマッチ

西野、クーガー、野沢、○高木
(1人残りでDDT&SPWF軍の勝ち)
仮面シュータースーパーライダー、×スーパー宇宙パワー

退場順
○ライダー(場外転落)×西野勇喜
△ライダー(両者同時転落)△クーガー
○宇宙(場外転落)×野沢
×宇宙(場外転落)○高木

 

この試合のルールは、場外転落&フォール&ギブアップで失格。一人もいなくなってチームが負けと言う昔の新日でいうとこのイリミネーションマッチですな。
一人一人テーマ曲に乗って入場。DDTチーム、特に高木は気合が入りまくっていた。
宇宙が入場してきた時に、高木が文句を言ったみたい(4vs4にしろって事だと思う)が、それに対して、宇宙は「オマエタチアイテニ、4ニンモイラナイ、オレトライダーデジュウブンダ。サァ、ハジメルヨ」みたいなマイクを言って試合開始。

ここんところ宇宙の試合は消化不良気味な試合が多かったが、この日の宇宙は、なかなか気合が入ってるらしく、鋭い蹴りやごっついラリアットを出し格の違いを見せる。
最初に失格になったのは、西野。エプロンに立ってたところを、ライダーに体当たりされて場外転落。次に失格になったのは、ライダー&クーガー。ロープ際で2人でもつれているところを、野沢が押し込んで(違ったかな?)2人同時に転落。クーガーはガッツポーズを見せてたが、いいのかなぁ、これで。とにかく、宇宙vs野沢、高木の1対2に。

野沢&高木は2人掛かりの攻撃を仕掛けるが、ラリアットもブレンバスターも宇宙に逆に返されてしまう。最後は、野沢が場外に落ちそうになったところを、高木がかばったりしていたが、宇宙ともつれあいになり、まず、野沢が転落。そして、高木と宇宙は両者同時に転落か??と思ったが、かろうじて、高木の足がサードロープに引っかかっていたので、宇宙のみが転落。辛うじて高木が勝利をおさめた。

▲スリーパーで高木を攻める宇宙。セコンドの愛ちゃんが激を飛ばす。 ▲宇宙が一瞬早く場外に転落。高木の辛勝だ。

 

宇宙がマイク「マケチャイマシタ。(以下忘れちゃいました)」ライダーもマイク。しかし、涙声なので、良く聞き取れない「(略)。お前
らにも夢があるけど、俺にも夢があるんだ。それは新日本プロレスのリングで試合をする事。佐山先生とも闘ってみたい・・」場内大声援。その後、いろいろマイク等あったが、最後は6人で手を挙げて大団円・・・・・・・・・・
▲「新日本のリングに上がりたい・・・・・」 ▲全員で手を挙げて健闘を称え合う。

 

以下は私の感想です。

最初に、リングアウトで失格って聞いた瞬間に、これはDDTの勝ちかな?と予想できた。まぁ、落とせば勝ちなんだから、とりあえず、数で優ってるDDT側が有利だし、フォールやギブアップは取れなくても落とす事なら出来るし。でも、実際の試合の結果を見てみると、全員、場外転落で失格になってるんだよな。これじゃぁ、落し合いではないか。実際に、DDTが勝った瞬間、ブーイングも多かったし。

負けてもいいんだよ。こんなルールで勝つよりも、全力でぶつかって、何度でも何度でも玉砕すれば。
とは言え、DDT側の頑張りは見えたし、技の失敗とかも少なくなってきたみたいで、成長のあとが見えると・・・・思う。これからも、応援していくので頑張って欲しいっす。

あと、ルナパーク。今年は随分短かったけど、面白かった。また来年もやってくれたらいいなぁ。